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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第13章 竜宮城編(原作沿い)





「え?今江戸中がジジイとババアだらけに?」


澪さんも洞窟の出口で
あっさり亀に捕まってしまったらしい。
武器も持ってなかったから
抵抗できなかったそうだ。


…で、何も知らない澪さんに
今の状況を僕が教えてやっている所だ。




「…で、このじーさんたちは誰?」

「…信じられないかもしれないけど、
ヅラと銀ちゃんアル。」

「へぇー!凄ぇ!なんか老けた気がする。」



「旧友がお爺さんになっても
『老けた気がする』で終わる
澪ちゃんの方が凄いわ」

姉上は苦笑して言う。

「ほう…澪か。元気だったかの?
お菓子をあげよう。」


「わーい!お菓子たべる!小太郎くれ!!」


確かに、澪さんの必要以上に
楽天家な所は逆に尊敬に値する。




「…………………。」

銀さんは澪さんをじっと見て
黙っている。

「?」

澪さんも銀さんの目線に気付き
じっと見つめ合う。




そして








銀さんが口を開いた。










「…………………………最終的にお前も
メガドライブしてんじゃねーか。」








「だからもういいからそれは!!!」




「あはは、銀時だ!
ねぇ、なんか老けた?」



「老けた所か頭の中まで空っぽだよ!!」



相変わらずボケ倒す二人。
澪さんもアンタ老人じゃなくても
使えないバカじゃん!!

そのままテレビで相撲を見始める
攘夷組の3人。


ため息をついていると、
牢屋の扉が開く音がする。

「一人来てもらう」


振り向くとたくさんの亀が
銃を片手にこちらを見下ろしていた。

「そこの女、来い」


指名されたのは姉上だった。


「待て、僕もっ…………」

九兵衛が立ち上がるが、

姉上が九兵衛を止めた。


「みんなをお願い。」



「姉上ェェェェェェェェェ!!!」




僕の叫びも無下に姉上は
牢屋を出て亀と共に連れていかれてしまった。


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