第11章 真選組動乱編(原作沿い)
(澪視点)
今日は京の方のお祓いで有名な
お寺に行ったが…また上手くいかなかった。
二人で宿に泊まり、次の神社や寺を
僕はガイドブックで探した。
しかし。
「はぁー、駄目です。副長。
お祓いのガイドブック
全部回っちゃいました。」
諦めたようにガイドブックを閉じた。
この数日間いろんな場所を回ったが、
副長の妖刀の呪いへの効果はない。
「そうか…。」
「謹慎処分の延長期間も
もうすぐ終わりですし…
タイムリミット…ですかね。
お力になれず…申し訳ありません………。」
俺がついていながら、申し訳なくなって
頭を下げると、上から副長が
俺の頭をガシガシ撫でた。