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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第11章 真選組動乱編(原作沿い)








「何ですか?」

「何ですかじゃないわ!なんだ今のは!!」


神崎のモノマネを大声で止める。
いや、もっと前から止めるべきだった。

しかも最後のは一体なんだ?
俺はもしやとてつもない失敗を犯して
しまっているんじゃないのか?

もしや、俺は、その着替えシーンで
そのままコイツを………



「ああ…ちょっと過激でしたか?
事実だったのでお伝えしようと思いまして…」

「じ、じ、事実!?」

事実ってことは…俺…本当に……………






「まぁ、あの直後、俺に殴られて
彼は失神してしまう訳ですが。」



「……んだよ、驚かせんな。」


表面上は冷静さを保ちながら
俺は肩の荷が降りてホッとする。

もし無理矢理俺が神崎の貞操を
奪っていたとすれば土下座しても
許してくれない事態になっていた。


「あ…でもセクハラはされてました。」


「せっせっくっはらぁっ!!?」


「…ほら。」


神崎が長い髪を片手で束ね、
首元を見せる。


神崎のうなじに1つ紅い痕がついていた


「ケツやら脇やら太ももやら、
舐めるような手で触られたところは
多々ありましたが。
がぶりとやられたのはここだけですね。」

「……………それ、俺がやったのか。」


「ハイ。………やっぱり覚えてないんですね。
ま、隊服だと襟で隠れるのが唯一の救いです」


だから今日は髪下ろしてたのか…。


「その時のも真似しましょうか?
超キモかったですよ。」

「いや、いい………。」


俺は神崎のうなじに手をかける。



「それよりも……」





かぷり






「ヒッ!何して………!」


「これで奴の痕は消えたな。」


紅い痕に上書きするように口付ける。


奴に神崎を先越されてたまるか。

心の中で奴にざまぁみろ、と言ってやる。



うなじから顔を離した直後、
「トッシーかテメェ!死ね!!」と
神崎の鉄槌が俺の鳩尾に直撃した。




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