第11章 真選組動乱編(原作沿い)
奴らを粗方粛清したところで、
銀時が叫ぶ。
「オイ!!澪!!!」
「一時間以上トッシーを預けた延長料金
払いやがれえええええ!!!」
ふと見るとヘリがこちらに
飛んでくるのが見える。
俺は迷わずにそのヘリを………
「どぉぉぉおらぁぁああい!!」
真っ二つに斬った。
二つに切れたヘリは爆破して
散り散りになっていく。
俺は反動で転んだ銀時に手を貸す。
銀時は俺の手を取りにやりと笑った。
「今度飲みに付き合えよ。
お前の奢りでチャラにしてやる。」
「……うん………。」
それに了承すると、後ろから大声が聞こえる。
「総員に告ぐ!敵の大将は討ちとった!
最早敵は統率を失った烏合の衆!
一気にたたみかけろォ!!!」
後ろで副長が指揮をとっていた。
あのトッシーはどこへやらの様子だ。
「テメェら…よくも万斉様を!!」
「万斉様の仇ィィ!」
ふと周りを見るといつの間にか囲まれていた。
まわりには攘夷志士ばかり。
「…よし、銀時、背中頼んだよ。」
俺は銀時を立たせてから、
攘夷志士に向かって走り出した。
「……あ……あぁ。」