イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第6章 消せない熱 後編〈徳川家康〉
「いえ、やす……っ!んっ……ふ……!!」
最奥を突かれ、イイ処を擦られながら、貪るように何度も唇を深く奪われて、は考える事を止めた。
ただただ愛しくて、気持ち良くて、温かい。
とても収まりきらない、大き過ぎる家康の愛を、その身で全て受け止めた。
……………………
…………
気が付くと、は家康に抱き締められていた。
いつ意識を手放してしまったのか、全く覚えていない。だが、心も躰もぐずぐずに蕩けさせられたのは、鮮明に覚えている。
むしろ、恥ずかしくて今は思い出したくないのに、躰が勝手に思い出してしまって、内側からじわりと熱くなっていく。
「……何もじもじしてるの?」
「わっ!……お、起きてたの?」
「あんなにシタのに、もう欲しくなっちゃった?って、実は結構……」
「ち、違うの!これは……その……えっと……」
言い淀むを、家康は溢れそうな気持ちを必死に抑えながら、じっと見つめる。
(困ってる顔も可愛い。……どれだけ俺を夢中にさせれば気が済むんだよ)
そう心の中で思いながら、家康はの瞼に触れるだけの口付けをした。