第4章 夏の続き 〈徳川家康〉

〈※別書庫、夏フェス限定ストの続編〉



燦々と輝く太陽の下で……

熱に浮かされたように見つめ合う２人。


「今すぐ、その中途半端な布切れを脱がして、の全部が見たいんだよ……っ」


家康はそう言って、の水着の紐をしゅるりと解いた。
恥ずかしさのあまり、抱きついて震えるを愛しく想いながら、家康の手が露になった胸をやんわりと包み込む。


「…好きだよ、」

「私も……好き……っ…家康が、好きだよ……」


の甘い声音に、家康はクラクラした。
全てを暴いて、全てを奪い尽くしたくなる衝動に駆られながら、「ああ、もう……っ！可愛すぎ……っ！」と、思った事をそのまま口に出してしまう。

に口付け、舌を絡め取って、甘い吐息すら奪っていく。
繰り返し繰り返し、口付けを重ねながら、の胸の先端をキュッと摘まんだ。

その瞬間、の躰がビクリと跳ねる。
だんだんと上気していく頬と、涙を滲ませた瞳を薄目で見つめながら、の両方の胸を可愛がった。


「んっ…んぅっ……！」


息も出来ず、苦しげに眉根を寄せるを見兼ねて、家康はやっと唇を離す。


「はっ……ぁ……っ」

「苦しかった？ごめん……が可愛すぎて、抑えきれない…っ」

「あっ！……ん～～っ！」

「感じる？…ピンと硬くなって、美味しそうだね」

「ひゃっ！」