イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第44章 魔王な部長の溺愛・続(現パロ・信長)
窓から見える夜景が絶景だ。
室内もシックな感じで纏められていて、とても落ち着いた雰囲気。
タワーマンションの35階、4LDK。てっきりレストランにでも行くのかと思いきや、織田部長のお家にご案内である。
(まさか織田部長が自炊しているなんて……)
は、織田部長はてっきり外食ばかりか、もしくはお手伝いさんでも雇っていて作らせているかの、どちらかだと思っていたのだが。
恐縮しながらソロソロと玄関で靴を脱ぐ。
「お、お邪魔しまぁす……」
「上着はその辺にハンガーがあるから適当に掛けておけ」
「はい。ありがとうございます」
ここへ来るまでの途中、タワーマンションの目の前にある高級スーパーで、二人は食材の買い出しをしてから来た。織田部長は常連らしく、レジのおばさんに「今日は彼女さんもご一緒?」などと気軽に話し掛けられてしまった。思いっきり否定すると違って織田部長が何故か否定をしなかった為に、はレジのおばさんに「彼女さんは恥ずかしがりやなのね」と言われてしまい、未だご立腹である。
(何が、まぁな、よ!ちゃんと否定してよ!変に期待しちゃうじゃない!!)