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イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18

第41章 何よりも美味しいもの(現パロ・政宗)




「、お疲れさん。もう昼休憩だぞ。一緒に飯、行かないか?」

「あ、政……」

「えー♡伊達さん今日は外で食べるんですか?!私達もご一緒したいですー♡」

「ね?ね?いいですよね?行きましょ行きましょ♡」

「ちょ、お前ら!俺はを誘っ……」

「もー♡伊達さんたら、さんはまだ少し仕事残ってるみたいだし、困らせちゃ駄目ですよう♡ささ!どこで食べますー?」


そのまま女性社員三人に囲まれて、連れていかれてしまう政宗。が彼等を呆然と見つめていると、女性社員達が一瞬だけ振り向いて、に対して勝ち誇ったような顔で笑った。

そうして更に他の男性社員も加わり、政宗達ご一行は消えていった。


「……なんなのよ」


は若干の苛立ちを覚えつつ、立ち上がりかけていた身体を下ろして椅子に座り直す。


(私がちょっと政宗と仲がいいからって酷くない?政宗が格好良いのは分かるけど……)


と、今女性社員達に連れていかれた伊達政宗とは、最近同じ課になったばかりで、この課ではの方が先輩だ。
政宗は、以前は営業一課に所属していて、かなりの高成績だったらしい。しかも性格は気さくで、見た目もイケメンとあって、女性社員に大人気の憧れの的。
そんな政宗が何故の居る設計課に来たのかは謎だが、今ではたまに二人でこっそり隠れて飲みに行き愚痴を言い合える程の仲となっていた。何故こっそり隠れてなのかは、勿論他の女性社員達にバレると面倒だからである。


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