イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第3章 甘い世界に何度でも 〈石田三成〉
〈※本編ネタバレあり〉
それはあの日、あの時、確かに感じた――……
むせかえるような甘い甘い世界。
今また、それを感じて、2人は溺れていく。
……………………
…………
「三成、くん……っ」
「様……」
戦が終わり、と三成は佐和山城で新たな日々を送っていた。
と、言っても2人の生活は安土城に居た時と何ら変わらない。
三成は織田軍と己の信念の為、務めに励み、相変わらず読書に没頭し、は三成の世話を焼いて、自らの仕事に勤しんでいた。
そして、戦の勉強についても変わらなかったが―――
ひとつだけ、勉強の項目に追加されたものがある。
お互いを知る為にと、三成が提案し、はそれを受け入れた。
今まさに2人は、その勉強の真っ最中………
「やっ……あぁっ!」
「様、逃げては駄目です。力を抜いて下さい」
「だって……刺激、が……っ……あん!」
「もっと優しく触れた方が、気持ちいいですか?……あれ?でも……おかしいですね。先程より、蜜が溢れて……」
「ひゃあんっ」
「本当の事を教えて下さらないと、お勉強の意味がありませんよ?……ああ、その顔は反則です。今すぐ様が欲しくなってしまう……っ」
「~~~っ!!」