イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第2章 意地悪な天使 〈石田三成〉
(昨夜の様は、本当に愛らしかった……)
三成は戦術書を片手に、廊下を進みながら、の事を思い出していた。
朝まで躰を重ねていたのにも拘わらず、三成の躰はじわじわと熱を宿していく。
そんな己を律するように、しっかりと前を見据えた。
昨夜は分からなかった、自分の感情。
ひとつだけハッキリした事は
を誰にも渡したくないという事だ。
後で、自室で休んでいるの様子を見に行こう。
その時に伝えようと思った。
「様、私は――――……」
・・・・・・・・・
・・・・・
―――私は、貴女が好きです。
END(次ページあとがき)