イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第33章 書庫での秘密〈石田三成〉
「申し訳ありませんでした、様。ですが、今後はこのような事をしないという、誓いは立てられない。……自分でも、止められないのです。」
「み、三成くんっ……」
「様、愛しています。……声を必死に我慢して、気持ち良さそうに打ち震える貴女は、あまりに愛らしく、可愛すぎて……。また、見たいです」
「わ、私だって愛してるけど、それとこれとは……」
「やっぱり……駄目でしょうか?」
「う……」
「様……」
しょんぼりとした、天使のような三成に、は押しに押されて、それ以上駄目とは言えなくなってしまう。
「……ズルいよ、三成くん」
「ずるい?さぁ、なんの事でしょうか。」
にこにことした笑みを浮かべる三成に、天然の三成が初めて凶悪犯に見えただった。
終わり〈次ページあとがき〉