• テキストサイズ

イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18

第29章 極悪の何でも券 〈幸村Ver〉







もしもから

『何でも券』を貰ったら――……





【極悪の何でも券・幸村Ver】





『幸村!』

『?お前、朝から元気だなー』


安土城下にある市場。
この市場で、真田幸村は潜入調査の為に、ここで行商をやっている。

幸村が商品を並べていると、が息を切らしながら走り寄ってきた。


『こんなに早くからお使いか?それともそんなに暇なのか?』

『違うよ!あのね、幸村にコレあげる』

『ん?……なんだ?この紙切れ』

『何でも券だよ!ほら、一応……この間助けてくれたでしょ?だから、そのお礼』

『ばーか。気にすることねーって言っただろ?でも、何でも券って……』

『店番でもお使いでも、何でもするよ!幸村のお願い、ひとつだけ何でもしてあげる!』

『なっ……』


の答えに、幸村はボンッと顔を一気に真っ赤にさせて、眉間に皺を寄せた。


『おまっ……本当にばっかじゃねえの?!何でもする券とか、駄目に決まってんだろっ!!』

『ひゃっ!……そ、そんなに怒らなくたっていいじゃない!私はお礼のつもりで……』

『礼なんていらねーよ!!』

『~~~っ』

『あっ……』




/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp