イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第2章 意地悪な天使 〈石田三成〉
「様……っ」
「ひっ……あぁっ!!」
ジュプっと先だけ挿れられて、は再び訪れた快感に、その身を震わせた。
まだ全部入っていないのに、腰からじわじわと甘く痺れてくる。
三成は恍惚とした表情のに、安堵の息を漏らした。
「……っ……良かった……痛くなさそうですね」
「三成くん、の……おっき、ぃ……っ!」
「え?……そうなの、ですか?……比べた事が無いので分かりませんが……っ」
「あぁ!……だ、め……気持ち、い……っ!」
「様の、ナカ……すごく、温かいです……っ」
そう言って、三成はに口付けをしながら、ゆっくり腰を動かし始めた。
先程のような激しさはなく、ゆっくりとナカを蕩かされていく。
はその動きに身を委ねながら、ぼうっとした頭で考えていた。
自分は今、三成に抱かれている―――……
それも、ぐずぐずに蕩かされて。
躰全てを、三成に甘く征服されてしまった。
そんな気持ちになる。
この乱世にタイムスリップしてしまって、現代人仲間の佐助には、この時代の人に深入りしない方が良いと言われていた。
けれど―――……
もう無理だと思った。
まだ自分の気持ちが、ハッキリと答えを見つけた訳じゃない。
だけど、今はただ………
切なげに、狂おしい程に真っ直ぐに自分を見つめてくる彼の―――
彼の、傍に……
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