イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第18章 恋情に贈り物〈石田三成〉
「三成くん……っ……あの……」
「どうされました?」
「どうして……奥まで……」
「?……奥まで……何ですか?」
「……っ!」
「すみません。……きちんと仰って頂かないと、分かりません。不慣れですので」
そう答える三成の口元には、微笑が浮かんでいて、本当に分からないのか、意地悪なのか、判断出来ない。
けれど、三成がの耳をペロリと舐め、片手でやわやわと胸を弄り始めた事で、はもう我慢出来なくなってきていた。
の瞳に溜まる涙に気付き、三成が動きを止める。
「様?……大丈夫ですか?とても辛そうです。どうして欲しいか、言って下さい。……もし嫌なら、今すぐ止めます」
三成の言葉に、は素早く顔をぶんぶんと左右に振った。
ぱちくりと瞬きする三成に、はついに我慢出来ず、己の願いを口にした。
「止めないで……っ……お願い、奥まで……欲しいの!」
懇願する言葉に、三成は衝撃を受けながらも、すぐに穏やかに目を細め、先程までの行為を再開する。