イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第17章 嫉妬は蜜の味〈徳川家康〉
「……こんなやり方、ズルかったかもしれないけど。これでもう、政宗さんから何か貰っても、その度に俺を思い出すでしょ」
それが家康の狙いだった。
その為だけに、に媚薬を盛ったのだ。忘れられない程の、激しい快感を覚えさせる為に。
今後も、家康は嫉妬に駆られる度に、を激しく抱いてしまうだろう。
織田軍にも、それ以外にも、敵は多いのだから。
(早く、俺のものだって言いたい。……は…)
家康の目元が、少しだけ赤く染まる。
そして、眉根を寄せて……
家康は強く強く、を抱き締めた。