イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第17章 嫉妬は蜜の味〈徳川家康〉
「家康……私、家康だけ、だよ……!欲しいのは、家康だけなの……!」
「……!」
「私も、好き……愛してる!」
「……!」
「いえ、やす……もっと!……もっと家康で、いっぱいに……して……っ」
「……どれだけ俺を夢中にさせれば気が済むの?……言われなくても、そうするよ!」
「あぁん!……家康、もっとぉ……!」
「……!……っ!」
「ひゃあぁんっ!!」
その後、二人は夕餉も取らず、日が跨ぐまで互いを求め続けた。
そうして、疲れと幸せで満たされながら、二人は意識を失い、深い眠りについた。
……………………
…………
―――翌朝。
家康が目を覚ますと、腕の中に収まっているが、未だ心地好い寝息をたてていた。
(昨日、あれだけ無理させたからな。……今日は休ませないと)
家康がそう考えていると、自分の身体にも少しの怠さがあるのを感じた。
(あの媚薬、思ってたより効力が強かった。……流石にあれだけ達すれば、無理もないか。でも……)
昨日の乱れたを思い出し、くすぐったい気持ちになる。
そして、そっと額に口付けた。