イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第12章 消せない熱 続編 第六幕〈徳川家康〉
夜の街にキラキラ光るネオン。
その中に、まるでお城のようなホテルがあった。勿論、ラブホテルである。
適当に選んだ205号室。
部屋へ入ると、ガチャリと自動で鍵のかかる音がした。
(……これでもう邪魔は入らない)
乱世にも、色茶屋がある。
要するに、ここもそういう所なのだろう。
家康はそんな事を一瞬だけ考えてから、すぐにどうでもいいと、頭の隅に追いやった。
今はすぐにでも、自分の腕の中にいる愛しいを――……
欠片も残さず、食べ尽くしたい。
家康はズンズンと部屋の奥まで進み、キングサイズのベッドへをドサッと降ろした。
そうしてそのまま、に覆い被さる。
「待って、明かりを……」
「黙って。……早くあんたを愛させて」
「……っ」
性急に唇を奪われ、舌を絡められながら、家康の手がの躰を弄っていく。
現代に来てからまだ一週間だというのに、家康は片手をの背に回して、ブラのホックを器用に外した。
「っ?!……んんっ!」
服の上から柔らかな双丘の先端に触れられ、優しくキュッと摘ままれて、クリクリとこね繰り回される。
その瞬間、の躰がビクビクと震えた。