イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第10章 消せない熱 続編 第四幕〈徳川家康〉
「、どうかした?」
「……っ!」
俯いていたを、家康が後ろからぎゅっと抱き締める。
そして自然な動作でカーテンを閉められ、耳元で甘く囁かれた。
「ねぇ、こっち向いて」
「ど、どうして……?」
「いいから」
「~~っ」
は、何をされるのか分かっていた。だが、意地悪なその誘惑を払い除けられない。
おずおずと抱き締められたまま振り向くと、ちゅっと唇を奪われる。
だんだんと深く、濃厚になっていく口付け。
この一週間、毎日毎日、家康はこうして甘く蕩けるような口付けをしてくるのだ。それも、何度も何度も。
なのに、何故か最後まではしてくれない。
現代に戻った最初の夜に、耐え難いほどの焦らされ方をした。
それを、毎日繰り返されているのだ。
そのせいで、は未だかつて感じた事が無いほどの欲求不満に悩まされていた。
これが三つ目の懸案事項。
ちゅぷちゅぷと繰り返される口付けの途中で、家康の指がスルリとの股の間に滑り込む。
「んぅっ……!?んっ…ふ……!」
欲求不満な為に、ソコはすぐにでもぐしょぐしょに濡れてしまう。
羞恥心から、家康の手を止めようとするが、下着の上から溝をなぞられて、ビクビクッ!と躰が震える。