第22章 木吉と少女の出会い
それを感じてる自分自身にも嫌気がさした
『アンタと私は違うの!分かったらあっち行って』
「何が違うの?一緒だよ?」
軽々しくそういう鉄平に怒りが湧き上がる
『勝手なこと言わないでよ!アンタに…何が分かるの!』
私がそう言って公園から出ようとすると父がいた
迎えに来てくれたんだと私は少し嬉しくなった
『おと…「来るな!」え…』
それは違った
「もうお前達の面倒は懲り懲りだ!2度と顔を見せるな!」
父は呆然とする私に目もくれずさっさと歩いて行ってしまった
木吉「大丈夫…?」
『帰らなきゃ…』
私は鉄平を置いて家に走って帰って行った