第20章 誠凛VS秀徳
『真太郎もまた!』
手を振り慌てたように体育館へは戻っていった
そしては気付いてなかった、自分を狙う獣がどれだけいるのかを
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『まだ控え室にいるか?』
走りながら大我にメールを送信して控え室に必要な物をもって入る
木吉「…」
『…たく…無理し過ぎ』
私はアイシングとマッサージをするために毛布を広げる
そしてマッサージをしてると
日向「たく、痩せ我慢しやがって。あの場面でお前が外す方が不自然なんだよ」
木吉「何だよ、バレてたのか」
私は部屋から出ようとすると鉄平に止められた