第20章 誠凛VS秀徳
リコ「あっ!」
『おぉ…』
真太郎から和成へとボールが渡った
悔しいけどやっぱり上手い
高尾「よっしゃ!行くぜ!」
和成はボールをバウンドさせながらゴールに入っていく
これは…はまったな
秀徳の必勝パターン
4対3
分かっててもあの形になってしまう
伊月先輩が和成に走っていくが
高尾「なーんてな」
後ろにいた真太郎にボールを渡した
高尾「外すなよ!」
緑間「黙れ、バカめ」
リターンだ
誰も動けずボールが放たれるのはただジッと見ていた
そして監督はギュッと目を瞑った
『監督が目を逸らしてどーするんですか?ほらちゃんと見て下さいよ?辛いなら手握ってても良いんで』