第20章 誠凛VS秀徳
リコ「っ……ありがとう…」
監督は私の手を握り締めた
開始から僅か
得点は45対46
「来たー!緑間!」
「後半開始早々、秀徳逆転!」
ん?
真太郎今……微かに笑ってた?
小金井先輩も同じことを言った
日向「怯むな!攻めるぞ!」
宮地「たく、うるせーな!投げちゃうぞ!」
伊月先輩がボールを日向先輩に渡そうとして宮地さんがカットに入った
宮地「緑間だけじゃねーぞ、うちは!舐めんな!」
そのままボールを投げ木村さんに渡った
おぉ!カウンター
リコ「あっ!」
多分今までの試合から私達の得意パターンは研究されてる
いくら速くても知っていれば止められる
宮地「1年にばっかいいとこ取られてんなよ!木村!」