第20章 誠凛VS秀徳
『テメェに言われたくねーよ!悪童さんよ!』
花宮「んだと…?」
俺はキレながらも何処か偽らなくていい事に安らぎがあった
それからはほぼ毎日口喧嘩の日々だった
『だぁ!着いてくんな!』
花宮「同じ帰り道なんだからしょーがねーだろ!」
俺の家は違う道からでも帰ろうと思えば帰れた
ただコイツの為に帰り道を変えるのが何となく癪だった
『なんで…こいつと2人で帰らなきゃ…』
が言い掛けて辞めた
アイツの目の前には苛められてる奴がいた
『おい、真。ちょっとこれ持ってろ』
ポイッと投げ渡されたランドセル