第5章 黄瀬君登場
監督は信じられないと言うような顔で二人のプレイを見ていた
涼太のそれは、大我が数分前にしていたプレイそのもの
涼太がダンクを決める寸前、大我はあきらめずに反応する
しかしそれも虚しく、力押しで負けて点をとられた
「これが”キセキの世代”……。黒子、お前の友達すごすぎねぇ!?」
黒子「……あんな人知りません」
「へ?」
テツヤの言葉にみんなポカンとした
黒子「正直さっきまで僕も甘いことを考えてました…でも……数ヶ月会ってないだけなのに……予想を遙かに超える速さで”キセキの世代”は進化してます……」