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バスケと男勝り少女

第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜


「なんすか?それ」

リコ「この間折った奴」

その言葉を聞いて苦笑する

『去年負けてから、日向先輩はプレッシャーの掛かる大事な場面で決めるにはどうすればいい?と監督に聞いた時に練習中シュートを外した数だけ、日向先輩の大事にしてる戦国武将フィギュアを折ればいいと……監督は言ったらしい。私もこの間聞いて驚いたけど笑った』

「なっなるほど……」

てか、私性格歪んでる?
そんな事を考えているとザンッ!と3Pを決めた日向先輩

日向「王者がなんぼのもんじゃい!死ね!」

リコ「ちょっとだけ性格が歪んだけど」

『まぁ、いいんじゃないですね?面白いし』

リコ「…面白いって…」

監督の苦笑を尻目にコートに目を向ける
テツヤはやっぱり和成にスティールされてる
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