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バスケと男勝り少女
第35章 最終章
氷室「好きな子なら気になるだろ?」
『…そういうもの?』
本当に分かってないのか小首を傾げている
『でも辰也にとって私ってそれに当てはまらないでしょう?』
ふと昔の事を思い出す
"てめぇもてめぇだ!嫌なら断りやがれ!"
氷室「うーん…どっちかって言うと珍しかったよ」
『珍しい…!?』
氷室「あんな風に啖呵切った女の子は以外いなかったし…何よりその目には何が映ってるのか気になった。いや、今も気になってる」
クスリと微笑み掛けるとちょっとだけ気まずそうに頬を掻いた
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