第35章 最終章
全くと言いながら俺の下から這い出る
『背中痛いし、何がしたかったの…』
花宮「…痛いのはこっちだ」
唇から血が出てる
コイツ本気で噛みやがって…
『はぁ!?いきなり押し倒して何言ってんのさ?』
花宮「テメェが腑抜けた事ばっか言うからだろ!」
2人で昔の様に言い合う
『腑抜け!?相変わらず嫌味だらけだね!?』
花宮「お前こそ口減らずな所は変わらねーな!」
『嫌味ばっかよりよっぽどいいわ!』
花宮「はっ…こっちもそんな口減らずよりは全然いい」
お互いに引かず睨み合いながら話す
これが俺とコイツのあり方