第35章 最終章
コイツには何一つ分かってない
赤司やオレらがどんな気持ちでいるのかを
青峰「…はぁ…」
店主「の事で悩んでいるのか?」
オレの小さな溜息を聞いた店主が肩を叩く
青峰「…そうっす…」
何故かこの店主には隠せなかった
静かに頷くと店主は目を細めてを見た
店主「色恋沙汰にはトコトン疎いからなぁ…アイツは…自分に"恋"なんてするものなんていないってよう言ってたよ」
磨けば宝石の様に輝くのに
何故…アイツはそう思うんだろう…?
店主「父からの愛情を知らずに育って来たから余計に分からないんだろう」
ラブとライクの違いがと店主が静かに言った