第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
火神「なぁ…」
『ん?』
洗い物をしてると、大我が後ろから抱きしめてきた
『おぉう!?いきなりどうした?』
火神「アレックスから聞いた…お前居なくなるのか?」
驚きで固まる私
アレックス…いつ言ったんだ…
『あー…まぁ…はは』
火神「誤魔化すなよ!どうなんだ!」
本当に誤魔化しきれないかもしれない
『まぁ…色々あんだよ』
事情があるのは本当だ
辞めなければ行けないこと
『まぁ…ただ明日の試合はちゃんと出るからさ』
あの親父が何もして来なければの話になるが黙っておこう