第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
ピーッとホイッスルが鳴り響く
虹村「こうなる事は全部分かってたんか?お前」
赤司は目を閉じ笑った
赤司「いいえ、期待以上です…。ただ彼女が来ていない」
虹村「彼女?」
赤司「はい。三軍と二軍の手伝いをしていると言う彼女です」
虹村は顎に手を置く
虹村「もしかして の事か?」
赤司「!そうです!」
虹村「アイツはもう手伝い係辞めたぞ」
その言葉に赤司は驚く
赤司「どうしてですか!?」
虹村「聞いた話だと“自分はもう居ても意味無いから“だってさ」
赤司は驚き練習中にも関わらず走り出す