第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
ダムダムダムとボールの音とバッシュの音が響く
青峰「クソッ!」
『どっち見てんだよ?こっちだよー?』
青峰「はえぇ…!」
素早い動きで青峰を翻弄していく
『こっちだよ、大輝』
「はぁ!?」
青峰が声を上げるとゴールにボールが入っていた
『あー!楽しい!なぁもう1回しよう!』
青峰「マジかよ…」
ボールに触れない青峰は冷や汗をかく
『あはは!』
それはまるでボールが意思を持っている様に青峰の手から摺り抜ける
青峰「嘘だろ…おい…」
緑間「青峰をここまで翻弄するとは…」
紫原「うん…」
赤司「驚いたな」