第30章 灰崎登場

灰崎「(敦と遜色ねぇ反応と迫力！ブロックまで)」

全員が息を呑む

日向「紫原のコピーまで」

リコ「インターハイの対桐皇戦で黄瀬君は最低速を下げて、青峰君と同じ速度差のチェンジオブペースを再現したわ…同時に緑間君のシュートは利き腕でより貯めて打つことで飛距離を…紫原君のディフェンスはジャンプ力と予測で守備範囲を再現している」

木吉「けど、それだけで出来るほどキセキの世代の技術は優しくない…黄瀬 涼太底無しのバスケセンスだ」

はとても静かに、けれど凛とした表情で試合を見つめている

灰崎「テメェ…」

黄瀬「ショーゴ君さっき言ってたっスね…キセキの世代の座を奪っちまおうと思って…だっけ？」

灰崎はその言葉に目を見開く

黄瀬「調子はどうスか？」

それだけ言うとボールは黄瀬に回り、黄瀬は緑間の技でスリーを入れる