第30章 灰崎登場

笠松「(あの誠凛のマネージャーには感謝だな…影でアイツの能力を支えてくれていたんだから)」

灰崎は驚いた様子で黄瀬を見つめる

黄瀬「女だの肩書きだの欲しけりゃくれてやるよ、いくらでも…んな事より大事な約束があるんスよ、オレには…」

黒子とと約束した準決勝

黄瀬「必ずそこへ行く！邪魔すんじゃねーよ！」

灰崎「(クソが…ダメだ、アイツらの技だけは…俺にも奪えねぇ…！)」

ザンっと入ったボール

小堀「よし！」

笠松「7点差！一気に畳み掛けんぞ！」

ギュッと灰崎は拳を握った

灰崎「(ふざけんな…クソが！)」

シュッと味方からのボールをカットしながら灰崎は自分にもらう

灰崎「うらぁ！」

「スクープショット！」

「灰崎！それは！」

青峰「(馬鹿か…動揺しやがって…味方の技を奪ってどうする)」

灰崎の前に立ち塞がるのは紫原…ではなく黄瀬