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純粋少年とキラキラ王子

第3章 合同合宿


「ルンルンルン♪」
「嬉しそうだな、想來?」
「松!だってオレの背にマイダーリンがいるんだよ?
可愛い王子様を運ぶのがオレの役目でしょ☆
くにみん、そんな引いたような視線送らないで?」
「引いたようなじゃなくて引いてるんですよ
金田一にも言われてたので」
「勇、なんでそんなこと言ったの?
嫌われたらどうすんの」
「その時はドンマイとしか言い様がないな
ほら、さっさと行くぞ」

花は頼りになるよな、ハジメと同じくらいに
日向君にも引かれたけど傷ついてないからね?
花と日向君の買い出しに付き合い無事可愛い王子様を送り届けて隣で凝視している松と2人並んで歩く

「この数時間でドッと疲れを感じる
主に想來と及川のせいだけどな」
「酷っ!疲れた時は可愛い後輩から癒しをもらうんだよ?
うぅ、そんなに不審者見るような目で見ないで」
「…変態?」
「全然違うよ!松や花みたいな色気がある子にはチューしたくなるんだよなぁ
あっ、照れた?可愛い~ってデコピンしないで
痛いよ、松」
「及川は絶対想來の真似をしたんだな
それより明日から合同合宿だけど大丈夫なのか?」
「バッチリ☆合同合宿したいってコーチに言ったのオレだもん!可愛い婿と一つの屋根で練習したいからね」
「…そういえば音駒に元セフレがいるんだよな
大丈夫なのか?」
「そこらへんは大丈夫!お互いちゃんとわかってるから
あとね、松」
「なんだ?」
「小学生の時の演劇で松の唇奪ったの、オレだよ?って何、唇擦ってるの?腫れるよ?
ついでに中学2年の時、花の初めてを奪いました」
「トラウマをひっくり返すな!
それにシレっと恥ずかしい言葉を簡単に言うな!」



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