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純粋少年とキラキラ王子

第3章 合同合宿


青葉城西との練習試合から月日が流れ夏本番!
主将のこの一言から始まった

「明日から1ヶ月、合同合宿が行われる
うちと青葉城西、音駒、梟谷、白鳥沢、伊達工!
盗める技は盗んでインターハイに向けて頑張るぞ」
「だが勉強道具を持ってくることも忘れるなよ?
テストで赤点を取ればその時は…何かが待っているべ」
「何かってなんすか、スガさん!」

龍君とノヤと日向君と影山君が白目向いてるけど大丈夫かなぁ
俺は成績は悪くもなくよくもない、至って普通だ
だがしっかり勉強しないと赤点になるかもしれないから気をつけないといけない

「よし、今日の練習はここまでにしよう
スタミナたくさんつけとけよ!
じゃ、解散!」
『合宿の準備しないといけないけど道具があまりなかったような?
買い出ししないといけないなぁ』
「夜神先輩、買い出しに行くんですか?
俺も買い出しがあるので一緒に行きませんか?」
『いいよ!それじゃ行くか
先輩方、お疲れ様です!』
「おぉ、気をつけて帰れよ!」

日向君と一緒に買い出しに行くことになった
揃ってないのはタオルとパジャマ、それからお菓子かな♪
大型ショッピングモールには人がいっぱいで迷子になりそうだなぁ
周りをキョロキョロしながら歩いてると他所見をしてたのか誰かとぶつかり尻餅をついてしまった
誰とぶつかったんだろうと視線を上げると及川先輩だった

「出た、大王様!」
「ヤッホー!チビちゃんに花君!
久しぶりだね~って痛い!足蹴りしないで」
「オレの婿に何してるんだ、徹!
大丈夫か?怪我してない?」
「ホント、花君には甘いよなぁ
ベタ惚れというかなんというか見てるこっちまで恥ずかしくなる」
「あぁ、美形だけど性格は残念だよなぁ」
『大丈夫です、他所見してたのがいけなかったので』
「うちの及川が迷惑をかけたな、すまない
ところでどこに向かってたんだ?お詫びに奢っってやるよ、及川が」

岩泉先輩の言葉にさすがに先輩に奢ってもらうわけにもいかないなぁと断ろうとしたら咲風先輩におんぶされ及川先輩も及川さんに甘えなさいと言われたので甘えることにした
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