第1章 その壱〈豊臣秀吉/艶有〉
――行灯のせいじゃない。
熱の灯った眼差しが、真っ直ぐにを見つめてくる。
「あんな甘い声、聴かされたら……おかしくもなる」
「甘い、声って……」
「……信長様を想って、してたのか?」
「!?」
グイッと両足を開かされて、の恥ずかしい秘部が露になった。
じっと秘部を見つめられて、羞恥心で更に躰が熱くなってしまう。
は「見ないで…っ」と懇願するも、その願いは届かない。
「俺が責任を持って綺麗にしてやる。いっぱい、気持ち良くしてやるから――……」
「やっ……!ひゃあああんっ」
秀吉の舌が、の秘部を優しく丁寧に舐め上げていく。
ヌルヌルと溝を上へ下へと滑り、もどかしく、ゾクゾクとした快感が全身へ広がる。
まるで拷問のように思えた。
秀吉は、何度も何度も繰り返し、ただひたすらに蜜を舐め取っていく。
既にトロトロの蜜壺から、止め処なく蜜が溢れてくる。
秀吉はその様を見つめながら、甘い吐息を漏らした。
「いくら何でも溢れ過ぎじゃないのか?俺はただ拭いてるだけだぞ?」
「う、そ…全然、拭いてなんか……」
「嘘じゃないさ。それとも、拭き方が甘いって言いたいのか?」
「違っ……」
「なら、もっと中まで拭いてやる。覚悟しろよ?」
「っ!!」