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イケメン戦国 抗えない熱◆R18

第1章 その壱〈豊臣秀吉/艶有〉




必死に声を絞り出すが、そんな自分の言葉とは裏腹に、躰は正直で、更なる快感を求めてしまう。
ついさっき達する寸前だった熱が、みるみる蘇っていく。


「止めていいのか?さっきから俺の指を、きゅっきゅって、ずっと締め付けてくる」

「っ……!それ、は……秀吉さんが…」

「俺のせいにするなんて困った奴だな。……仕方ない、そろそろ拭いてやるよ」

「……え…?……っ!ぁ……」


秀吉の手が止まり、の蜜にまみれた指が引き抜かれる。
は秀吉が止めてくれた事にホッとしつつも、その反面、行き場のない熱を抱え、どうしようもなくなってしまっていた。

躰の奥がじんじんと疼く。

早く、どうにかしないと……そう考えていた矢先。
秀吉はの身体を、優しく褥の上に押し倒した。
何故押し倒されたのか、は戸惑いの表情を浮かべ、口を開く。


「秀吉さん?……何を……」

「言っただろ?拭いてやるよ。……だから、自分で足開け」


秀吉の言葉に、カッと頬が熱くなる。
は顔を背けて、抗議の言葉を紡いだ。


「そんな事、出来ないよ。……どうして……」

「綺麗に拭くには、足を開かないと。……だろ?ほら、早くしろ。それとも、もう一度濡れ具合を確かめて欲しいのか?」

「……っ……今夜の秀吉さんはおかしいよ」

「おかしくさせてるのは、お前だろ」

「え?」


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