第1章 その壱〈豊臣秀吉/艶有〉
その言葉で、の顔はみるみる耳まで真っ赤に染まった。
頭の中で様々な疑問が飛び交いつつも、うまく言葉に出来ない。
「どうして……」
「どうして?……そりゃ、濡れたまま放っておいたら良くないだろ?」
「違っ……そーゆう事じゃなく……っ!」
ビクッとの身体が震える。
秀吉がを抱きしめたまま、片手だけ外し、確かめるようにの夜着の裾を捲って、中に手を滑り込ませた。
「やっ……ぁ!やめ、て……秀吉さ………っ!」
「太股まで伝ってる……ここは?」
「ひゃっ……!だ……め…っ」
「凄い……トロトロのぐちゅぐちゅだ」
そう言いながら、秀吉の指が優しく蜜壺の中に入って、ヌルヌルと出し入れを繰り返す。
長い指が、のイイところを擦って、堪らず切ない声が漏れる。
「っ……ぁ…!だ、め……、やぁ……っ」
「俺の指、そんなに気持ちいいのか?可愛いな、は………」
「ひあっ……!おねが、い……やめ……っ、んんっ!」
蜜の絡んだ指で、蕾をクリクリと刺激され、は無意識に腰を揺らす。
二人の荒い息遣いと、の卑猥な水音が室内に響き渡る。
「こんなに、濡らして……腰を揺らして………どうしたんだ?」
「んっ……あぁ……っ!」
「どのくらい濡れてるか、確かめるだけのつもりだったのに……どんどん溢れてくる」
「やぁ……っ、そんな、に……弄らないでっ」