第5章 理性
「っ・・・めっちゃ締めつけいいCッ・・・百瀬ちゃん中、さいこ・・・っ」
動くたびにきゅっ、きゅっと締められればすぐに果てちゃいそうで耐えながら腰を揺らす。さっきのイイとこを突いてやると、お互いの肌がぶつかる音、ソファがミシミシと軋む音、そして我慢できずに漏れた甘い声が部屋に響く。
「いぃ、あくた、がわくんっ・・・イっちゃぅ・・・っ」
「いいよ、俺、もっ・・・ムリッ・・・」
ひっしにしがみつく百瀬ちゃんの腰を掴むと腰を激しく打ち付け、何度か奥を突くと百瀬ちゃんはビクビクっと体を反らせて痙攣した。俺も自身を抜き取るとゴムの中に白濁とした欲望を吐き出した。
「はぁはぁはぁ・・・・・・」
体にも額にも汗が滲み、前髪が張り付いていて、それをそっと撫でて分け、額に口付ける。
衣服を整えて時計に目をやると、もう部活は始まってる時間で、そろそろ跡部もくる頃だった。
「いっけねー!百瀬ちゃん、俺行くね!」
「えっ、あ、うん・・・」
「・・・今日のこと、ナイショだかんねっ」
「あ、当たり前でしょ!!」
「へへっ、またねん♪」
そう言ってテニスコートへと急いだ。