第2章 名刺
「綺麗……桜の花びらかな??」
舞い降りて来るのを待っていると、
『桜じゃない…梅の花だ……』
「 (´⊙ω⊙`) 」
知らないうちに私の隣に綺麗な着物を着た、
薄桃銀の長髪の男性が座っていた。
(誰!!?誰!!!?貴方は誰!!?)
『私は白梅衣……君に頼みがあって参った。』
「(´⊙ω⊙`)」
白梅衣
「君に是非…私の嫁になってもらいたい。」
「え……(´・ω・`)」
白梅衣
「ポスター見たのだろう?是非、参加して欲しい…
私は妖界で君を待っているから……」
「 (´⊙ω⊙`)!?」
(なんでそれを知ってるの!?
ポスターの話しをしたのはクロウさんだけなのに!?)
「おやおや…これはこれは白梅衣どの。
やはりこの娘を気に入ってしまったのですね。」
そんな私達の元に、
スッとあらわれたクロウさん。
白梅衣
「ああ。一目見た瞬間に…この娘に心を奪われてしまった…
私の痛みに寄り添い…理解をしてくれた…私はこの娘を幸せにしたい」
「え?」
(こんな人…あっ、多分人じゃないだろうけど…
私は知らないよ…
いつ痛みに寄り添ったっけ……)