第6章 チョコより甘い物*花巻貴大
「葉月入ったぞ」
『は、いった?よかった...貴大、大好き』
涙に濡れた瞳で嬉しそうに微笑む
「ああ~もうっ煽るなって!」
『ひゃぁ!?やだ、待って』
大事にゆっくり抱こうって思ってたのにムリだわ
上半身を起こし逃げようとする腰を
しっかり掴み奥を突きあげた
「ムリッ葉月が煽るのが悪い!」
『ああぁ...たかひろ、また、きちゃうよっ』
「何度でも好きなだけイカせてやる」
『っああああ!!』
「くっ葉月!?」
ぎゅうぎゅう自信を締め付けられ一緒に絶頂を迎えた
「葉月体大丈夫か?」
『ちょっと腰痛い...』
裸で布団に包まり恥ずかしそうに呟いた
「葉月が可愛く煽るのが悪いんだぞ?」
『あ、煽ったつもりはないもん!?』
「無意識はなお悪いっ」
『意味わかんない』
頬を膨らませ抗議する姿も可愛くて額にキスをした
「あっそうだ!葉月にお返し渡すの忘れてた」
『えっ?スイーツ買ってもらったよ?』
「あれは商品を取りに行ったついで
本命はこっち」
『わあっバラだ!』
箱の中身はチョコで出来た白いバラが6個
白いバラの花言葉
"純潔、私はあなたにふさわしい"
バラは数によって意味がある
6個は
"あなたに夢中、お互いに思いやる"
『ありがとう貴大
でも、貰いすぎじゃない?』
「だいじょ~ぶその分葉月をたっっぷり貰うから」
『んん!?』
噛みつくようなキスで存分に口内を堪能して唇を離した
俺は葉月に夢中だ
これからもチョコよりも甘い物を贈ろう...
チョコより甘い物*花巻貴大 End