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I cannot part with you

第13章 初デート?


「え?あ・・・社長・・・さん。」


「やぁ、こんばんわw今日も美味しかったよ。ありがとう。」


「いえ・・・たいしたものではないので・・・・」


「手料理・・・機会があればまたごちそうしてくれるかい?」


「あ・・・・はい。あんなもので良ければ・・・」


「いやいや十分ご馳走だったよw」


そう言われて嬉しくなった。


初めてのもてなしは成功だったようだ・・・


「会社の前で何を堂々と女性を口説いているんですか?社長。」


その声に振り向くとハルさんがいた


「え?るぅ!?何でここに??」


驚いているハルさんが見れた・・・・・w


そんなハルさんの片手には携帯が握られていて


バックの中の私の携帯が震えていた


社長を見送った私とハルさんは予約したレストランに向かうため


タクシーを拾った


タクシーの中でハルさんが言った


「社長と何を話してたの?」


「機会があったらまた料理をごちそうして欲しいってw」


「やっぱり・・・・」


「え?どうして?」


「月曜日に言われた。次はいつ食べれる?って・・・」


「フフフwおもしろ人ですねw」


「勘弁して欲しいよ。色々な意味でw」


流れる窓の外の景色を見ていたらハルさんが


「今日の服、よく似合ってるよ。」


褒めてくれた・・・・・


私は照れて顔が熱くなったので俯いた


そしてレストランに着いた私達は


入り口でウェイターさんに案内されて


夜景が見える窓際の予約席と書かれた札のある席に


案内された


座った私達に飲み物のメニューを渡された


「るぅは何を飲む?」


「えっと・・・オレンジジュース・・・」


「そうだね。まだ未成年だからねw」


軽く微笑まれた私は胸がドキドキした


「は・・・・ハルさんは何を飲むの?」


「ん?今日は料理に合わせて赤ワイン・・・」


「畏まりました。」


「大人だな・・・ワインとかw」


「るぅも20歳になったら飲めばいいよ。」


「うん。そうするよ。」


コースで運ばれてくる料理を二人で堪能したのだった

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