第12章 初めての記念日
「あぁ、一緒にいるよ。そっか。わかった。じゃあ姫にお願いしようかな。」
{はい、じゃあ何時頃に帰って来ますか?それに合わせてご馳走作りますよ?}
「今日は休日出勤だから6時には帰れると思う。」
{畏まったw}
「侍か!?w」
{うふふwお待ちしてますw何かリクエストある?}
「卵焼きがいるそうだ・・・」
了承をもらった俺は少しのやりとりの後席に戻った
そこには俺の帰りを待っている社長と
営業に出ていた同僚の佐野がいた
「今月の成績もうすぐ発表あるだろう?良かったら飲み会してやるよw」
「マジっすか?社長w」
「まぁ、部の成績がいいのは陽斗がいるからなw安泰だろうw」
「第2には負けないっすよw」
「社長・・・。」
「お、陽斗どうだった?」
「確認取れました。大丈夫だそうです。」
「何!?本当か??それは良かった!w」
「何かあるんですか?」
「予約制の和食を食べに行くんだよ。」
「え?社長の顔利きじゃなくて陽斗の顔利きでですか?w」
「あぁ、今日行くところは予約制だw一見さんお断りで、陽斗お墨付きがないといけないご飯なんだよw」
「へぇ~すげぇとこ知ってるんだな陽斗は。」
「そんな大げさな・・・・・今回だけですからね。」
「俺も機会があれば連れて行ってくれよ陽斗。」
「無理。」
「即答かい!?w」
「じゃあ仕事終わったら顔をだすよ。」
「わかりました。」
「お疲れ様です。」
そうしてそれぞれ業務に戻り残りの仕事を片付けた