第7章 ・・・・の隣の特等席
そしてディスカウントショップでは夫婦に間違えられて
「じゃあ、奥さん美人だし仲良しな新婚さんにはコレおまけね。」
「あ・・・ありがとうございます・・・w」
お店を出て二人で顔を合わせて笑った
ハルさんとの何気ない会話のやりとりが心地よくて
居場所を見つけた気がしていた
(連休があって、一緒に入れる時間を過ごす事で、仲良くなれた気がするな・・・良かった)
そして家に帰った私は洗濯物を取り込んだり
夕飯の支度をしていつもどおり家事をこなしたのだった
特別に優れている等級の事を特等という
だったら特別な人の隣の席だったら特等席って思う
私にもいつか特等席出来るのかな
今は彼女がいないハルさんにも
いつか特別な人が出来て
こんな風に過ごすこともできなくなるのかな?
そんな事を考えていた時
チクンと胸の奥が傷んだ気がした・・・・・・