第30章 嫉妬の嵐に・・・・・
優季side
(あそう言えば、そろそろ時期かな?)
私は去りかけた足を止めてハルに聞いた
「ねぇ、ハル。瑠李の様子おかしくなかった?」
「様子が?おかしいって?」
「普段と違うとか。」
「今朝・・・かなり寂しがりだった気がする。」
「あぁ、やっぱりねあの子の甘えたモードが発揮される時期なのよw」
「甘えたモード?」
「毎月ある、女の子の日になる前wメンタル的に不安定になるみたいで、あの子甘えん坊になるのよw」
「なるほど・・・・。」
「可愛いからって襲っちゃだめよ?」
と、冗談交じりに茶化してみたが
「そうだな。善処するよ。」
「それってしない時の言い方よね?w」
「・・・・・・そんな事はない。」
「さっきの間は何!!??w」
「るぅ次第だな。」
「もう好きにしてw無理矢理じゃなければ良しとするわw」
「それはないな。」
「じゃあ問題ないわw」
そして私は社長室に向かった
コンコンコン
「はい、どうぞ。」
「失礼します。社長、今月の海外事業部の報告書お持ちしました。」
「あぁ、優季か。ありがとう。優季の報告書はいつも見やすくて、助かるよ。」
「これくらい当然ですよw」
「雅人にも見習ってほしい所だなwあいつの報告書は手抜きだからなw」
「その辺は・・・しょうがないでしょうねw大丈夫ですよ。今後は私はフォローしますので。」
「そうしてくれたら助かるよw」
「では、失礼します。」
「そういえば、瑠李ちゃんは陽斗と仲良くやってるのか?」
「えぇ、かなり仲良くやってるみたいですよw」
「何か面白い展開になるんじゃないかって嫁が期待してたぞw」
「どういう事ですか?お義母さんは何を期待してるんですかね?w」
「陽斗が、結婚願望がないって言ってたのに、瑠李ちゃんをあんなに溺愛している姿を見ていると、何かあるんだろうって期待するだろうがw」
「クスクスwさすがお義母さんですねww期待どおりになれば良いんですねけどねw」
「まぁ、雅人が何て言うかな?瑠李ちゃん瑠李ちゃんって言ってるぐらいだしなw」
「可愛がってくれるのは嬉しいんだけど・・・・。」
「重ねてるんじゃないかな・・・あの子に。」
お義父さんが意味深な発言をした