第30章 嫉妬の嵐に・・・・・
優季side
お義父さんに呼ばれて社長室に向かう途中
会議室から早川さんとハルの声が聞こえた
(ん?何だろう。何か真剣な話?)
「この手紙については、私の方で案件が片付いたら処分させていただきます。瑠李様がこんなもの見られてしまっては大変ですので。」
「はい、お願いします。」
2人の会話に瑠李の名前が出たので気になり乱入したw
「瑠李がどうかしたの?お二人さん。」
「いえ、では私はこれで。早速とりかかりますので。」
「お願いします。」
「ねぇ、ハル。瑠李がどうしたって?」
「お前には関係ない。」
「ふ~ん。そんな事言うんだ。へぇ~、ハル冷たいのね。」
「何が言いたいんだ?」
「瑠李にはあんなに甘いくせに!wいいもん。ハルが優しくないって瑠李にいいつけてやるw」
「構わないが?るぅはわかるはずだw」
「うわっ!!w何よそれ!!」
「優季。」
「何よ?」
「昼休みにここ空いてるだろうからここでな。」
「わかった。」
その会話でお互い職場に戻った
昼休みになりさっきの会議室に向かった
そこにはすでにハルが来ていて
瑠李のお弁当を食べていた
「で?さっきの話は何なの?」
「明智サービスって知ってるか?」
「明智サービス?あぁ、最近業績が若干だけど伸びてる輸入商品を扱う会社よね?それがどうかした?」
「最近うちと提携したんだが、向こうの社長秘書に気に入られてしまって、若干・・・っていうか色々な意味でかなり迷惑してる。」
凄く鬱陶しそうに話すハルが本気で嫌がっているのだろう
「で?それと瑠李が何の関係があるの?」
「その秘書が・・明智穂奈美というのだが・・・その女が、るぅに俺の前から消えろって。俺と結婚を考えているのに、るぅがいるから俺が踏み切らないって。」
「は?突っ込みどころ満載な会話ねwで?あんた結婚考えている相手いたの?」
「んなわけねぇだろうが!w」
「で?その女が瑠李に余計な事言って、瑠李が家出したのね?」
「あぁ。今日もその会社行ってきたから、社長にはそれとなく忠告しておいたが、伝わったかどうか・・・。」
「あんたの事を好きになるなんて・・・・」
「何だ?」