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I cannot part with you
第29章 ・・・・・家族
陽斗side
「大野瑠李さん。」
「は・・はい。」
「俺の家族になって、ずっと側にいてください。」
「・・はい!」
二人っきりで朝焼けを見たあの海で
るぅに言った言葉は
俺の気持ちが伝わったんだと確信していた
だから俺は
安心しきっていたんだ
愛しい君と描く家族という未来を
これ以上俺を惚れさせないでくれ
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