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I cannot part with you

第29章 ・・・・・家族


陽斗side


朝、目を覚ますとるぅがぐっすり眠っていた



寝起きのぼんやりした視界のまま彼女の頭を撫でた


「・・・・ん~。」


彼女が目を覚ました


「ハルさん。ぉはょぅ・・・。」


「あぁ、おはよう。」


るぅの携帯が鳴った


♪~♪~~~


「もしもし~?お姉ちゃんどうしたの?」


[おはよう。妹♪今日迎えに行くから用意しといてね。1時間後w]


「ええ!?またそんな急に!?」


[それなりにお洒落してきなさいよwじゃあ、そういうことでw]


一方的に電話を切った優季にるぅは脱力していた


「優季、何だって?」


「迎えに行くから1時間後に用意しといてって。」


「こっちの予定はお構いなしかw相変わらずだなw」


「しょうがないよwお姉ちゃんだもんww」


「どんな納得の仕方だ?w」


「事前に電話くれるだけ優しいw今までなら、目の前に来て今から出るから即用意しなさいってw」


「さすが優季だな・・・・w」


そして準備終えた俺達はリビングで寛いでいた


そこにインターフォンが鳴った


俺は解錠してしばらくするとドアが開いた


「はいおはようwお二人さんw準備は出来てる?」


「うん、出来てるよw」


「2人って俺もか?」


「え?何言ってるの?あんたと瑠李は二個一でしょ?w」


「「・・・・・・」」


「まぁ、あんたは付き添い程度だからなんでもいいわよw」


「今日はどこに行くんだ?ノープラン女w」


「失礼な!今日はパパとママのとこよ。」


「あ、そっか。お盆だもんねw」


「で?雅人は?」


「下で車で待ってるわよwあんたの解禁されてないからwそういう所忠実なのよねww」


「ハルさんの事利用する人は許さない!」


「あははははwまだ怒ってるの?もういいじゃんwいい加減に許してあげたら?」


「やだもんw」


「っていうか、一泊するからそのつもりでねw」


「え!?」


「は!?」


「だから、早く用意しなさいよw」


「「聞いてないから!!??」」


「今、言ったじゃないw」


相変わらずの我が道を行く優季だなと思いながら


自室に行って用意を始めた


「出来たぞ。」


準備を整えた俺達はマンションの前に出た
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