第25章 ずっと一緒にいたい
瑠李side
那智君に私が誰と一緒に寝るの?の質問に
ハルさんが
「お姉ちゃんは俺と寝るから那智はパパと寝なさい。」
そう宣言した
「そうだな。那智はパパと寝ようなw陽斗は“大事な大事な”お姉ちゃんと寝るんだからなww」
「とりあえず聞くが・・・・なんでそこの“大事な”って所を強調するんだ?」
「何か間違ったこと言ってるか?」
「間違ってはいないな。」
ハルさんと秀樹さんの会話が
私に期待させる・・・・・・
どういう意味かわかんないけど
私にとっては
“大事な”って言ってもらえると
ドキドキが止まらなくなっちゃうよ
「さぁ寝るぞw」
リビングの電気を消し、それぞれの部屋に戻った
自分の部屋の入口で入りかけた時だった
「今日は、1人で眠れるのか?」
「・・・え?」
「こっち来ないのか?」
そう言われた私は考えた
「・・・一緒に寝てもいいの?///」
「それでるぅが安心出来るならいいよ。」
「・・じゃあ、一緒に寝てもいい?」
顔の火照りを感じながらハルさんに聞いた
「・・あぁ、おいで。」
ハルさんの側は居心地が良いな・・・・・
大好きって気持ちがあるからなのか
それとも他の感情なのかわからないけど
私はハルさんと
“ずっと一緒にいたい”
そう思ったままハルさんとベットに入った
私がこんな事を想っている時
ハルさんが何を想っているかわからなかったけど
こうやって一緒にいてくれる時間を作ってくれるハルさんは
側にいても良いと言ってくれているみたいに見えた