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I cannot part with you

第24章 嫉妬という名の感情


優季side


「ねぇ、ハル。今日はランチどうするの?」


無言で仕事中のハルに聞いてみた


「弁当。」


「あら、そう。あたしの分は?」


「・・・・あると思うな。」


「じゃあちょっとブレイクタイムしよう。コーヒー奢るし。」


渋るハルを連れて部署をでた


もちろん部長に仕事を引き継いで貰ってから


休憩所の所でコーヒーを渡し尋ねた


「何で今日はそんなに不機嫌なの?」


「雅人と佐野が組んで俺を嵌めた。」


「あぁ、飲み会と合コンの話?」


「知ってたのか?」


「さっき、雅人から聞いた。ハルに出禁食らったってw今日から実家に帰るってw」


「ちょうどいいじゃねぇか。俺もこれで平和になる。」


「ねぇ、ハルさぁ、瑠李の事特別って言ったの?」


「・・・・言った。」


素直に答えるハルに更に突っ込んだ


「それってどういう意味の特別なの?」


「お前から預かってる大事な妹だからな。」


「それだけ?」


「他に何があるんだ?」


「あの子の事・・・・好きになったのかと思ったんだけど。気のせい?」


「嫌いではない。」


「あの子の好きな相手って誰なのかしら?」


そう言った瞬間ハルの顔が一瞬歪んだ


(やっぱり気にはしてるんだw)


「その相手と進展があった素振りはないの?」


「知らん。そんな話は彼女のしないからな。」


「そっかぁ、じゃあこの夏休みが勝負かもねw」


「どういう意味だ?」


「想像だけど、相手は社会人になるか学生のままなわけでしょ?あの子も今年高校生最後だから、満喫すると思うのよねwデートとか。お泊りとかもしちゃうかもね♪」


「泊まり!?」


「どうする?ハルw」


「そんなことはさせない!」


そんな話をしていた時、ハルの携帯にメールが届いた


それを見たハルは即電話をかけたが繋がらなかったのか


メールを返していた


数分して電話が掛かってきた


「はい。」


「あぁ、構わないが、二人で外に行くのか?」


「家に呼ぶならいい。」


「今は夏休みだし、夜に女の子二人が出歩くのは危険だから。自宅に呼んで、女子会的な物をするなら構わない。料理が面倒だったら、ケータリングでもなんでもすればいいし。」


「次の日も仕事だしな、なるべく早く帰るよ。」
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